インタビュー

【元東京ヤクルトスワローズ】入団当時の秘話を大暴露!?上田 剛史さんに特別インタビュー①

今回は特別ゲスト、株式会社Five Zeroの代表で東京ヤクルトスワローズで活躍された元プロ野球選手
上田 剛史(うえだ つよし)さんにお越しいただきました!

自己紹介

上田 剛史(うえだ つよし)です!
2020年まで東京ヤクルトスワローズでプロ野球選手としてプレイしていました。
今は「株式会社Five Zero」を立ち上げ、まだまだこれからっていうところで何とかビジネス展開していけないかなといろいろ模索中で頑張っているところです。

「球暦」について教えてください。

小学校二年生から野球をはじめて最初は軟式野球をしていました。ポジションは外野でした。
本格的に試合に出だしたのが4年生で、その時はピッチャーをやっていました。
ちょうど松坂選手(元横浜高校)が甲子園で大フィーバーしてる時が小学生の時ですね。
なのであの大活躍を見てまず甲子園出たいという気持ちになったのが一つ思い出としてありますよね。

その後中学校ではヤングリーグにいきました。

ヤングリーグというとあまりなじみがないと思いますが僕の同世代だと西武に行った「林崎遼」選手(元東洋大姫路高校)や、今一番プロで活躍してるヤングリーグ出身だと「山田哲人」選手などがいますね。

そして関西高校に進学し甲子園に出場し、東京ヤクルトスワローズに高校生ドラフト3位で指名を受けプロ野球の世界に飛び込みました。

各球団から調査書はたくさん届いていましたか?

何個か届いてましたね。
これは今まで言ったことないですけど、本当は阪神に指名されるはずだったんですよ(笑)

ドラフトの3日前ぐらいに、阪神と巨人と中日が「堂上直倫」選手(元愛工大名電)を一位指名し、阪神が堂上選手を外した場合、はずれ一位で関西高校の上田を指名する!と新聞に出て「まさか阪神一位!?」みたいな、、選ばれるかどうかも分かってなかったのに(笑)
でもこの記事が出たということはNPB(プロ野球)には100%いけると、外れ1位で選ばれるのであれば最悪2位か3位で行けるなと思いましたね。

そしてドラフト当日、阪神が堂上選手を1位外したんですね。
そして「あぁこれ次俺の名前が呼ばれる」って思っていたら全然違う名前が出てきて
「俺じゃねえのかよ!なんだよそれ!!」っと思っていたらヤクルトからポンと指名が来たんです(笑)

東京ヤクルトスワローズ時代の苦労話

プロ1年目の時なんですけど、最初キャンプ行って練習するわけですよ。それでキャンプ終盤に差し掛かってくると練習試合が始まって、最初の試合の相手が韓国のチームだったんですよ。2番で使ってもらって初めてプロ野球選手として打席に立ったんですね。
たかがキャンプ中の練習試合といえどちょっと緊張するじゃないですか。
「プロ野球選手ってどんな球投げるやろ…」って思って見てたら
「あれ斎藤佑樹選手(元北海道日本ハムファイターズ)の方が全然早いぞ!?マー君の方が速いぞ!?」って思ったんですね。
高校時代同級生で活躍した斎藤選手、田中選手を見ているので、僕は打席に入る前にやっぱあの2人のイメージがあるのでそことやっぱり比べる訳ですよ。で自分の中で比べてみたら「いや打てるわ!」と思ったんです(笑)
実際その時も2本ヒットを打ったんです。なので「俺いけるぞ!」って自信に満ち溢れた状態でキャンプから東京に帰ってきて最初の試合、NPB(プロ野球)チームとの試合が千葉ロッテだったんです。2軍はイースタンリーグといってヤクルトとロッテは同じリーグでやるんですよ。

その時のロッテのピッチャーが「渡辺俊介」さんだったんです。あのアンダースローの。俊介さんがちょうど調整期間か何かで2軍の試合で投げることになったんです。その時の監督が一流のピッチャーを見てこい!ということでその日1番で使ってもらったんですよ。
でも僕は自信があるから、「打ってるし、よっしゃいけるぞ」と。そして試合前にデータ確認で、ピッチャー渡辺俊介投手、ストレート120km/hと書いてあって「ウソだろ…?」「手元でちょっとピュっとくるから目線はちょっと下げよう」とミーティングがあり、いざ試合で打席に入って対戦したらびっくりです。
球が消えたんですよ。
「あれ!?!?」消えたと思ったらもうすぐ身体の近くにボールがあって、「何なんだこのボールは!?」ってパニックになっちゃったんです。それで次のボールも見えず2ストライクになり、「あ、これやばい…どういう事?」って思って次の3球目、とりあえず早く振らなきゃいけないと思って振りに行ったら全然ボールがまだ来ていなくてカーブだったんですね。ボールが途中で止まっているんですよ。途中で誰かボールを止めたみたいな一時停止したみたいな。それで振って三振しました。
その後が僕人生で初めてですよ。4段席連続三振。一回もバットに当たらなかったんです。
120km/hのボールが180km/hに見えました。

そこからどうやって練習していったんですか?

まず何についていけなかったといったらプロ野球の変化球についていけなかったんですね。
ストレートにはある程度はついていけるんですけど落ちるボール、これはちょっとどうやって見極めるんだろうって思いましたね。
当時のプロ1年目は監督やコーチ達から、あまりあーだこーだ言われることがなくて、「好きなようにやりなさい」「とにかく思い切っていけ!」だから考えるのはある程度経験してからだと。でもフォークボールくるくる回るし打てないし「どうしたらいいんだろうな」って思って、今までバッティングとか何も考えてこなかったんだなって痛感しました。
だから今まで自分の能力とセンスだけでやってたんだなってことに気づいたんですよね。
プロ野球は自分のセンスと能力でやってはいけない。やっぱり頭でしっかり考えて場面場面に適した考え方があるんだなってすごい勉強になったんですよね。
でこれを今の時代、高校生や中学生がそういう考えを持ってるかというともちろん持ってないんですよね。だからこそ僕らは教え甲斐があるんですけど。
「こうやってやるんだよ!こういう考えでやるんだよ!」って。だから
「ヒットの打ち方を教えてください!」
「ホームランの打ち方を教えてください!」
ってこんなこと教えれる人なんて多分誰もいないと思うんですよ。だけどこういう考えで行った方がいいよ、こういう時は、とか色々あるじゃないですか。そういうのをしっかり教えてあげることができるなと思ったので僕は今高校生の指導をしてるんです。

プロ野球選手として覚醒したタイミング

14年プロ野球をやってて山田哲人選手や村上選手を見て「こいつらすげえなぁ」って思いますね。すぐプロのボールに対応できているので。プロ野球3年目の時に同じチームの青木宣親さんと自主トレに行けることになってそこから変わりましたね。
一からバッティングのことを鍛えてもらったんです。その時青木さんの練習量を見た時に「それは俺なんか到底1軍なんか行けないわな」って思いましたね。まず朝の9時から始まって終わるのが16時ぐらいで、バッティングなんて3時間ぐらいずっと打っているので。

青木選手から教えていただいたことで印象に残っていること

自分が思ってる動きと実際の動きが違うということです。
自分はこういう風に動いてるけど実際はそうじゃないんだよって言われた時に、自分の感覚を信じすぎるのももちろんダメで、もちろん信じることも大切なんですけど。
その時にハッと思ったことがあったんですよ。例えばバットを上から振りなさいと言ったら「いやそんなの大根切りじゃねえか」って思うじゃないですか?でも自分が大根切りと思ってやったとして、実際動画撮影して見てみたら「俺普通に振ってる…」みたいなのがあるんです。その体験がその言葉とすごいマッチして、そこでだいぶ変わりましたね。

2020年の引退間際の心境について

人生で初めて路頭に迷いました(笑)
今まで当たり前にあった野球がもうなくなる。でも自分はまだ野球ができる身体がある。
かといってNPBではもうできないと言われて年齢も33歳「よしじゃあもう一回独立リーグから行くぞ!」という気持ちにもならない。さぁどうしようと…
Twitterでトレンド入りするぐらい「上田剛史の戦力外に抗議します」みたいな話が出て、その時に僕がやってきたことは間違ってなかったんだなと思いましたね。パフォーマンスとかファンを楽しませるためにやってたんですけど、それも賛否両論あるじゃないですか?よく思わない人もいるし、僕は良かれと思ってやってたんで、でもその結果が最後ファンの人たちが引退を惜しんでくれた形になったのでやってよかったかなと思いましたね。

そういう経緯があったので「これはちょっとファンの方に感謝を言わないかん」ということでどうやったら伝わるかなって考えていたら、親が「YouTube一本撮ってみれば?」ってアドバイスをくれたんですね。
YouTubeだったら時間関係なく流せるしいいんじゃないっていうことで、じゃあYouTubeで俺の言葉を一本動画撮ろうっていうので撮ったんですよ。
でもその時にこの一本で終わるのはもったいないと思ったんですよね。どうせならヤクルトのOBで誰もYouTubeやってないし。最初は「嫌だよ」なんて言ってたんですけど。
そしたらそのタイミングで僕のインスタグラムに「上田さんYouTubeとかやらないんですか?」っていうコメントが入ってて「上田さんやるんだったら私手伝います!僕手伝います!編集します!」ちょっとこれやる価値あるかも…っていうので始まったんです。

福山)ちょっとここからビジネスの話になりそうなので一旦ここできらせていただきます!
次回は上田選手の今後の目標について聞いていきます!

上田さんありがとうございました!

Gig Sales

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